「World's end garden 」
日々、見えていること 窓から 歩きながら 電車から 山頂から 森の中から 川岸から 川のなかから 海辺から 船のうえから
橋から ビルから 外から 内から 一人のとき だれかといるとき うつむいて 見上げて.....
それらは行動の範囲でも大きく変わり、気づき感じないことには ただ視覚的に見えただけで ほんとうに見えたことにはならないだろう
心が揺さぶられて欲するほどに見たいこと それは視覚的なことではないのかもしれない
絵画は視覚的世界から逃れて成立することは難しい
だから祈るように描く
触るように感じるように果てがそこにあるかのように描きたい 2010.3月